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再発性心膜炎、rilonaceptがP3で有効性示す

2020年11月29日  New England Journal of Medicine

再発性心膜炎患者86例を対象に、IL-1阻害薬rilonaceptの有効性と安全性を第III相多施設共同二重盲検イベント主導型無作為化治療中止試験で評価した。 無作為化治療中止期間中の初回再発判定までの期間中央値は、rilonacept群は再発イベント寡少で計算できず、プラセボ群は8.6週間(95%信頼区間4.0-11.7、ハザード比0.04、ログランク検定のP<0.001)だった。心膜炎が再発したのはrilonacept群30例中2例(7%)、プラセボ群31例中23例(74%)だった。導入期中、4例に有害事象が発現し、rilonacept投与を中止した。rilonaceptの主な有害事象は注射部位反応と上気道感染だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...