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産前産後の重度心血管疾患予測モデルが精度良好

2020年11月30日  専門誌ピックアップ

分娩入院8万9681件を対象とした後ろ向きコホート研究で、分娩時と分娩後退院してからの母体の重度心血管疾患(肺水腫/急性心不全、心筋梗塞、動脈瘤、心停止/心室細動など)罹患率を予測するモデルを開発し、ブートストラップ法で内部検証を実施した。 分娩時モデルは11の変数と3つの相互作用項を含み、妊娠高血圧、慢性高血圧、多胎妊娠などが強力な予測因子だった。分娩後モデルは8つの変数を含み、重症妊娠高血圧腎症、非ヒスパニック系黒人、慢性高血圧などが強力な予測因子だった。受信者動作特性曲線下面積は分娩時モデル0.87(95%CI 0.85-0.89)、分娩後モデル0.85(同0.80-0.90)だった。両モデルとも較正結果は良好で、内部検証で好成績が得られた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...