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エンパグリフロジンは非糖尿病HFrEFにも有効

2020年11月30日  Journal of the American College of Cardiology

非糖尿病で左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)患者84例を対象に、SGLT2阻害薬エンパグリフロジンの左室機能改善効果を6カ月間の二重盲検プラセボ対照無作為化試験で検討。主要評価項目は、心臓MRIで評価した左室拡張末期容積および左室収縮末期容積の変化に規定した。 その結果、エンパグリフロジンは左室拡張末期容積(エンパグリフロジン群-25.1±26.0 mL vs. プラセボ群-1.5±25.4mL、P<0.001)、および左室収縮末期容積(同-26.6±20.5 mL vs. -0.5±21.9mL、P<0.001)の有意な低下に関連していた。さらに、エンパグリフロジンは、左室重量の減少(エンパグリフロジン群-17.8±31.9g vs. プラセボ群4.1±13.4g、P<0.001)および左室駆出率の改善(同6±4.2 vs. -0.1±3.9、P<0.001)と関連していた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。...