1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 米全州で神経疾患の負担が増加

米全州で神経疾患の負担が増加

2020年12月2日  JAMA Neurology

「世界疾病負担研究2017」のデータを用いて、14種類の重大な非感染性神経疾患による米国の疾病負担を算定した。 その結果、2017年時の障害調整生存年(DALY)絶対数で見た場合に負担が大きかったのは、脳卒中(358万DALY、95%不確定区間325-392)、アルツハイマー病およびその他の認知症(255万DALY、同243-268)、片頭痛(240万DALY、同153-344)だった。ほぼ全ての神経疾患の発生数、有病数、死亡数およびDALYは、主に高齢化のため、1990-2017年にかけて全州で増加していた。 年齢標準化率のさまざまな指標は、緊張型頭痛の1.2倍から破傷風の7.5倍まで、州により異なっていた。南東部の州では脳卒中、北部の州では多発性硬化症、東部の州ではパーキンソン病や特発性てんかんなどの負担が大きいという差も見られた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しく...