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再発憩室炎、待期的手術でQOL改善

2020年12月4日  JAMA Surgery

再発性、複雑性または持続的な痛みを伴う憩室炎患者を対象に、待機的腹腔鏡下S字結腸切除術の保存療法に対する優越性を非盲検無作為化臨床試験で検討(LASER試験)。主要評価項目は、6カ月時の胃腸QOL指標(GIQLI)スコアの変化量とし、72例を解析対象とした。 intention-to-treat解析の結果、6カ月時の胃腸QOL指標(GIQLI)スコアの平均変化量は切除術群11.76、保存療法群-0.2となり、切除術群の方が平均11.96(95%CI 3.72-20.19、P=0.005)高かった。Clavien-DindoグレードIII以上の合併症発生率は切除術群10%、保存療法群0%、6カ月以内の憩室炎の新規エピソード発生率は5%、31%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...