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乳児の赤色反射検査、異常なしでも眼疾患を除外できない

2020年12月5日  JAMA Ophthalmology

乳児に用いる瞳孔散大なしの赤色反射検査(red reflex test)の診断精度を系統的レビューおよびメタ解析で検討。瞳孔散大ありの参照検査と比較した研究5件(患者計8713例)を対象とし、階層的要約受信者動作特性曲線を用いて赤色反射検査の要約推定値を推定した。 その結果、全眼科病態診断での赤色反射検査の感度は7.5%、特異度は97.5%だった。内科的または外科的介入を要する病態に絞った場合、感度は17.5%に改善し、特異度は97.6%と高値が維持された。著者らは、赤色反射検査の異常結果は潜在する眼病変を反映している可能性が最も高いが、異常なしの結果は眼疾患を除外するものではないと結論を示した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...