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高悪性度子宮内膜がん、SLNB生検が感度96%の診断精度示す

2020年12月5日  JAMA Surgery

中・高悪性度子宮内膜がん(EC)患者156例(126例が高悪性度EC)を対象に、センチネルリンパ節生検(SLNB)の診断精度を前向きコホート研究で検討(SENTOR試験)。全例にSLNBおよび骨盤内リンパ節郭清(PLND)を施行し、高悪性度EC患者101例(80%)には傍大動脈リンパ節郭清(PALND)も施行した。試験は、事前に規定した精度基準により早期に中止された。 センチネルリンパ節の検出率は患者1例当たり97.4%、半骨盤(hemipelvis)当たり87.5%、および骨盤(bilaterally)で77.6%だった。リンパ節転移のある患者27例(17%)では26例がSLNBアルゴリズムで正確に診断できた(感度96%、偽陰性率4%、陰性適中率99%)。誤分類は1例(0.6%)のみだった。27例中7例(26%)はPLNDでは境界外に同定されるか、または診断のため免疫組織化学検査を要した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異な...