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英で体重を気にして精神状態が悪化する10代が増加傾向

2020年12月6日  JAMA Pediatrics

英国で、1986-2015年の間に14-16歳の青年の体重管理行動や体重認識に変化があったかを検討。1970年英国コホート研究5878人、1991-92年エイボン縦断研究5832人、2000-02年ミレニアムコホート研究1万793人のデータを使用した。 1986年の減量のための食事法実践者は1952人(37.7%)、減量のための運動実施者は344人(6.8%)、2015年は4809人(44.4%)、6514人(60.5%)だった。2005年の減量挑戦者は1767人(28.6%)、2015年には4539人(42.2%)だった。体重を過大評価する経時的傾向が見られた(BMIで調整した解析で、過体重と認識している男子:1985年と比較した2005年のオッズ比1.60、95%CI 1.17-2.19、1985年と比較した2015年のオッズ比比1.36、1.04-1.80、低体重と認識している女子:1086年と比較した2015年のオッズ比0.51、0.28-0.91)。過体重と認識している女子はほぼ適正体重と認識している女子に比べ、抑うつ症状が経時的に増加していることが示された(平均差:198...