1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. NSCLC術後再発を術前AICS値で予測

NSCLC術後再発を術前AICS値で予測

2020年12月9日  専門誌ピックアップ

根治的切除術を施行した非小細胞肺がん(NSCLC)患者297例を対象に、アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS、リスクが低い方からランクA、B、Cに分類)で判定した術前の肺がんリスクと術後転帰の関連を検証した。 術前のAICSランクは、患者の31.3%がA、27.6%がB、41.1%がCだった。AICSランクは年齢以外の臨床病理学的因子との相関が認められなかった。追跡期間中央値6年での再発率はランクA群23.7%、B群18.3%、C群40.2%だった。単変量解析で、術前のAICSランクCが無再発生存の悪化因子で(P=0.0002)、多変量解析では特に早期疾患や腺がん患者での術後再発の有意な予測因子だった(ハザード比2.17、P=0.0005)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...