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米で小児の非インスリン抗糖尿病薬処方が大幅増加

2020年12月10日  専門誌ピックアップ

2004-19年の全米民間医療保険請求データベースを用いて小児(10-18歳)のインスリン以外の糖尿病治療薬の使用状況を調査した。 100万人を超える小児患者コホートを特定し、10万人当たりの非インスリン抗糖尿病薬の使用率は2004年で75.7人、2019年で162.0人と2倍以上の増加がみられた。最も幅広く使用されている薬剤クラスはビグアナイド薬(メトホルミン)で、新しいクラスの薬剤の使用は少なかった(10万人当たり10人未満)。投薬開始後18カ月間での服薬遵守は不良で、投薬開始者の79.6%が早期に投薬を中断し(中断までの期間の中央値は、メトホルミン単剤療法開始者で90日)、21%は投薬開始1カ月後に再処方のために受診することはなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...