1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 変形性関節症の運動療法、効果に併存疾患の影響見られず

変形性関節症の運動療法、効果に併存疾患の影響見られず

2020年12月10日  専門誌ピックアップ

デンマークで膝または股関節の変形性関節症患者2万4513例を対象に、併存疾患が運動療法と教育から成る8週間のプログラムGLA:D実施後の健康転帰に及ぼす影響をコホート研究で検討した。 その結果、プログラム実施前と比較して終了直後には40m速歩試験(40-m FPWT)で平均0.12m/秒、視覚アナログ尺度(VAS)による疼痛評価で-12.7mm、EQ-5D-5LによるQOL評価で0.039の改善があり、12カ月時にはわずかながら追加の改善も見られた。併存疾患がある患者は併存疾患がない患者よりもベースラインの健康転帰のスコアが悪かったが、介入終了直後と12カ月時のスコア改善度は同等だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...