1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 全身性強皮症のアバタセプト、長期投与でさらに症状改善

全身性強皮症のアバタセプト、長期投与でさらに症状改善

2020年12月12日  専門誌ピックアップ

早期びまん皮膚硬化型全身性強皮症に用いるアバタセプトの忍容性と有効性を検討した第II相二重盲検無作為化試験(ASSET試験)の非盲検延長試験の結果を報告。アバタセプト群(44例)およびプラセボ群(88例)のそれぞれ32例がアバタセプト投与単群の延長試験を完了し、修正Rodnan皮膚スコア(mRSS)を再評価した。 その結果、試験開始時からの平均mRSS改善量は、アバタセプト群では本試験完了の12カ月時-6.6点、延長試験完了の18カ月時-9.8点、プラセボ群ではそれぞれ-3.7点、-6.3点となり、両群とも延長期間中に平均mRSSがさらに改善した。本試験期間中にアバタセプト群の2例が強皮症腎クリーゼのため死亡したが、延長試験期間に死亡例はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...