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世界の推定24億人にリハビリが有効な症状あり

2020年12月13日  Lancet

世界の疾病負担(GBD)研究2019のデータを用いて25の傷病と後遺症の有病率、障害生存年数(YLD)を系統的解析で推計し、世界および7つの地域(世界銀行分類の高所得国と6つのWHO地域)別のリハビリテーションサービスの必要性を検討した。 その結果、世界的にみて、2019年には24億1000万人にリハビリによる便益が見込まれる症状があり、YLDは推定3億1000万年だった。リハビリの便益が見込まれる患者数は1990年から2019年で63%増加した。地域別では西太平洋地域でリハビリサービスの必要性が最も高かった(患者数6億1000万人、YLD8300万年)。最も有病率が高かったリハビリの便益が見込まれる疾患分野は筋骨格系障害で、解析した204カ国のうち134カ国で腰痛の有病率が最も高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメ...