一般集団よりもうつ病発症率が高く、定期的な検査が求められる腎不全患者に適したうつ病評価ツールを系統的レビューで検討。腎不全患者に用いるうつ病評価ツールを比較した論文16件を対象とした。 その結果、最もよく検証されていた評価ツールはベックうつ病評価尺度IIだった。報告されている閾値に大きなばらつきが見られた。患者健康質問票-9や高齢者うつ病尺度-15などの公有の簡略ツールは精度が高いものの、十分検証されていなかった。初回評価の選択肢として、ベックうつ病評価尺度-Fast Screenが優れている可能性が示唆された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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