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米で蜂窩織炎・丹毒の救急受診が減少(2020/12/17訂正)

2020年12月15日  専門誌ピックアップ

2006-16年の全米救急科(ED)受診データベースNational Emergency Department Sampleを用いて、蜂窩織炎または丹毒による負担を横断研究で検討した。 その結果、蜂窩織炎または丹毒の一次診断を受けたED受診の平均年間発生率は、成人100万件当たり2.42-3.55、小児100万件当たり1.14-2.09だった。蜂窩織炎または丹毒のED受診は2006-15年に有意に減少した(Rao-Scottカイ二乗検定P<0.0001)。蜂窩織炎または丹毒の一次診断を受けたED受診はそれ以外のED受診に比べて、公的保険または無保険、低所得世帯との関連が見られ、週末と夏期に発生する可能性が高かった。蜂窩織炎または丹毒のED受診の平均費用は2006-16年に成人で2倍以上(720ドルから1680ドル)、小児で3倍以上(939ドルから2823ドル)になった。 【訂正】2020年12月17日に以下を訂正しました。 タイトル「米で蜂窩織炎・丹毒の救急受診が増加」は「米で蜂窩織炎・丹毒の救急受診が減少」の誤りでした。お詫びして訂正します。 この記事への読者の皆様(医師)からのコ...