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誕生日に執刀した手術は死亡率が高い

2020年12月16日  British Medical Journal

執刀医の誕生日に執刀した手術とそれ以外の日に執刀した手術の術後患者死亡率を後ろ向き観察研究で比較。米国の救急小規模認定病院で2011-14年に外科医4万7489人が執刀した100%出来高払い制メディケア受給者の一般的な緊急手術98万876件を対象とした。手術2064件(0.2%)が執刀医の誕生日に施行されていた。 患者背景および外科医の固定効果で調整した解析の結果、術後30日の患者死亡率は執刀医の誕生日の施行した手術群6.9%、執刀医の誕生日以外の日に施行した手術群5.6%で、外科医の誕生日に手術を受けた患者の方が高かった(調整後差1.3%、95%CI 0.1%-2.5%、P=0.03)。イベントスタディ分析でもほぼ同じ結果が得られた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...