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ルネサンス期幼児キリスト絵画の3割にバビンスキー徴候

2020年12月16日  British Medical Journal

1400-1550年に偉大な画家19人が幼児キリストを描いたルネサンス絵画302点を対象に、バビンスキー徴候の描写頻度を観察的解析で検討。30度超の母趾伸展をバビンスキー徴候と定義した。 その結果、絵画90点(30%)に明らかに上向きになった幼児キリストの足趾が描かれていた。バビンスキー徴候はロヒール・ファン・デル・ウェイデン、ハンス・メムリンク、マルティン・ショーンガウアー、マティアス・グリューネヴァルトによる幼児キリストの絵画の60%超に見られ、3点では両側性のバビンスキー徴候が確認された。48点(53%)に足底刺激が見られ、アンドレア・デル・ヴェロッキオ、レオナルド・ダビンチ、ジョルジョーネの作品では常に描かれていた。バビンスキー徴候の有無と画家の活動時期に関連はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿は...