論文の主張「今こそ行動の時」は新年の抱負？

論文表題で謳われる「今こそ行動の時だ（the time to act is now）」という主張の医学的および公衆衛生学的論拠を疑似系統的レビューで検討。PubMed検索で、感嘆符の有無を問わず「今こそその時だ（time is now）」の表現を表題に含む論文512件を抽出した。 その結果、「今こそその時だ」の主張と疾患の負担、重症度または専門性に関連は見られなかった。「クリスマスが行動の時だ」とする主張は全くと言っていいほど根拠に欠けていた。クラスター解析で、1年の第1四半期内の時期を「行動の時」とする主張は、新年の抱負によるものの可能性が示唆された。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...