大うつ病性障害の再発予防に薬物＋心理の逐次療法が有効

大うつ病性障害（MDD）に用いる薬物療法と心理療法の逐次治療（sequential treatment）が再燃または再発抑制にもたらす効果を系統的レビューとメタ解析で検討。急性期薬物療法が奏効した後に心理療法を実施する逐次療法の有効性を検討した無作為化試験17件（逐次療法群1208例と対照群1075例、対象計2283例）を解析対象とした。 その結果、治験責任医師が定義したMDD再燃または再発の統合リスク比は0.84（95％CI 0.74-0.94）だった。薬物療法と心理療法の併用による逐次療法は対照に比べてMDD再燃または再発の予防に有効だということが示唆された。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...