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更年期障害の重症度に運動強度が関連

2020年12月18日  専門誌ピックアップ

閉経を誘発するがん治療歴がある女性280例を対象に、身体活動(PA)と更年期障害との関連、身体活動を含む生活習慣行動への介入プログラムによる更年期症状の改善効果を24週間の無作為化比較試験で検証した。 その結果、更年期障害評価尺度Green Climacteric Scale(GCS)の総スコアは、国際標準化身体活動質問票簡略版で評価した身体活動低値群に比べると中等値群で1.83点、高値群で2.72点低かった。総GCSスコアの平均値は、中強度身体活動実施群で1.02点、高強度身体活動実施群で1.61点低かった。介入プログラム群と対照群の比較で、歩行時間および中等-高強度身体活動に差はなく、24週間でのGCSスコアの平均低下量(0.66、95%CI 0.03-1.29、Ptime=0.03)にも差はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください...