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糖尿病の犬の飼い主は糖尿病を発症しやすい

2020年12月18日  British Medical Journal

スウェーデンで犬と飼い主のペア20万8980組、猫と飼い主のペア12万3566組を対象に、ペットと飼い主の糖尿病発症リスクをコホート研究で検討した。 その結果、2型糖尿病発症率は犬の飼い主で1000リスク人年当たり7.7例、猫の飼い主で7.9例、犬では1000リスク犬年当たり1.3例、猫では1000リスク猫年当たり2.2例だった。非糖尿病の犬の飼い主に対する糖尿病の犬の飼い主の2型糖尿病発症の粗ハザード比は1.38(95%CI 1.10-1.74)、多変量調整後ハザード比は1.32(同1.04-1.68)だった。飼い主の2型糖尿病に犬の糖尿病ハザード上昇との関連が見られ(粗ハザード比1.28、95%CI 1.01-1.63)、飼い主の年齢で調整すると関連性は弱まったものの、信頼区間は0をまたいでいた(調整後ハザード比1.11、95%CI 0.87-1.42)。猫の飼い主の2型糖尿病と猫の糖尿病に関連は見られず、非糖尿病の猫の飼い主に対する糖尿病の猫の飼い主の粗ハザード比は0.99(同0.74-1.34)、非2型糖尿病の飼い主の猫に対する2型糖尿病の飼い主の猫では1.00(同0.78-...