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乾癬のグセルクマブ、有効性が最長4年間持続

2020年12月18日  専門誌ピックアップ

中等症ないし重症乾癬患者992例を対象に、ヒト型抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体グセルクマブの有効性と安全性をプラセボおよびアダリムマブとの比較により評価した第III相無作為化試験(VOYAGE 2試験)で、最長4年間グセルクマブ治療を継続した結果が報告された。 100週および204週時、事前に定義した臨床的奏効を達成、維持したグセルクマブ投与患者群の割合は、試験開始時からの乾癬面積重症度指標75%以上改善(PASI 75)が94.1%と92.3%、PASI 90が79.1%と79.7%、PASI 100が48.4%と51.0%、医師による全般的評価(IGA)スコア0または1達成が83.1%と81.9%、IGAスコア0が52.7%と52.7%だった。新たに特定された安全性の懸念事項はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) ...