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COVID-19流行中の迅速GL公開で抗がん剤治療数回復 英

2020年12月18日  The Lancet Oncology

英イングランドの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)大流行が全身性抗がん剤治療に及ぼした影響を国民保健サービス(NHS)イングランドのウェブデータベース(抗がん剤導入時に登録が義務付けられている)を用いた後ろ向き解析で評価。社会的都市封鎖実施直後の2020年4月と、患者のCOVID-19リスクを抑制するためのNHSのCOVID-19迅速ガイドライン導入後の2020年5-6月に登録された新規抗がん剤治療数を月次解析した。 その結果、2020年4月の新規登録数は2969件で、COVID-19流行前の対照期間より1417件減少した(月平均4386件、32%減少、絶対差4.2 SD、P<0.0001)が、2020年5月の総登録件数は3950件に増加し、対照期間と比較すると減少率は10%だった(絶対差1.3 SD、P<0.0001)。2020年6月の登録数は5022件で、対照期間よりも15%増加に転じた(絶対差1.9 SD、P<0.0001)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoc...