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筋層非浸潤性膀胱がんの遺伝子治療、P3結果良好

2020年12月21日  The Lancet Oncology

BCG(ウシ型弱毒結核菌)療法の効果が見られない筋層非浸潤性膀胱がん(NMIBC)患者157例を対象に、遺伝子治療nadofaragene firadenovec(別名:rAd-IFNa/Syn3)膀胱内投与の有効性を進行中の第III相単群非盲検反復投与試験で検討した。 その結果、per-protocol集団(BCG療法無効の定義を厳密に満たす151例)を対象とした有効性解析で、上皮内がん患者(高グレードTaまたはT1腫瘍の併発あり、または併発なし)103例中55例(53.4%)が初回投与3カ月以内に完全奏効を達成し、12カ月時に55例中25例(45.5%)が奏効を維持していた。最も頻度の高いグレード3-4の薬剤関連有害事象は、尿意切迫[157例中2例(1%)、2例ともグレード3]、治療関連の死亡はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認くださ...