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2型糖尿病のUACR、エサキセレノンの上乗せで正常化

2020年12月22日  専門誌ピックアップ

レニン・アンジオテンシン系阻害薬で治療中の微量アルブミン尿[尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)45mg/gCr以上300mg/gCr未満]がある2型糖尿病患者455例を対象に、エサキセレノンの併用効果を52週間の第III相無作為化二重盲検試験で検討した(ESAX-DN試験)。 その結果、主要評価項目に規定したUACR寛解(2回連続してUACRが30mg/gCr未満かつ試験開始時から30%以上低下)達成率はエサキセレノン群22%、プラセボ群4%だった(絶対差18%、95%CI 12-25、P<0.001)。エサキセレノン群はプラセボ群に比べて、試験開始時から治療終了時までのUACR変化率が有意に大きかった(-58% vs. 8%、プラセボに対する幾何最小二乗平均値の比0.38、95%CI 0.33-0.44)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確...