膝OAのPRP併用はヒアルロン酸単独より有効性高い

変形性膝関節症（膝OA）に用いる多血小板血漿（PRP）＋ヒアルロン酸（HA）注射の有効性を系統的レビューとメタ解析で検討。無作為化比較試験と観察研究4件（対象377例）を対象に、HA注射単独と比較した その結果、PRP＋HA治療患者はHA治療患者に比べて、視覚的アナログ尺度VASスコア3カ月時（標準化平均差1.13、95%CI 0.56-1.70、I2 56.7%、P＜0.001）、6カ月時（同1.08、0.54-1.62、67.9%、P＜0.001）および12カ月時（同1.13、0.74-1.52、0.0%、P＜0.001）が有意に改善した。12カ月時のWOMAC身体機能スコア（同0.91、0.65-1.17、0.0%、P＜0.001）および筋肉の硬さスコア（同1.09、0.80-1.38、0.0%、P＜0.001）も、PRP＋HA治療患者の方が有意に改善した。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用され...