米のコロナ以外の死因による超過死亡、人口変動で調整すると大幅減

米国の2020年3-8月の年齢別超過死亡を近年の人口変動で調整して推定した。米国疾病管理予防センター（CDC）の暫定死亡データと米国国勢調査局の推定人口を使用し、人口規模と年齢の変化を考慮して2015-19年と比較した。 死亡登録167万1400人のうち17万3300人がCOVID-19による死亡だった。2015-19年の同時期の死亡は平均137万0000人で、粗超過は30万1400人だった（COVID-19以外の死亡12万8100人）。しかし、2020年の人口は2015-19年の平均人口よりも65歳以上の人口が504万人多い（10％増加）。人口変化を考慮すると、2020年の超過死亡は推定21万7900人だった（COVID-19による死亡17万3300人、COVID-19以外による死亡4万4600人）。COVID-19以外の超過死亡は4、7、8月に多く、3万4900人（78％）が25-64歳で、原因は糖尿病、アルツハイマー病、心臓病が特に多かった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できる...