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早期TN乳がん、カペシタビン維持療法で5年DFS改善

2020年12月26日  Journal of the American Medical Association

中国の13施設で、早期トリプルネガティブ(TN)乳がん患者を対象に、標準補助化学療法後に用いる低用量カペシタビン維持療法の有効性と安全性を無作為化臨床試験(SYSUCC-001)で評価。434例(平均年齢46歳、93.1%がT1/T2、61.8%がリンパ節転移陰性)を解析対象とした。 その結果、5年無病生存率(DFS)はカペシタビン投与群82.8%、経過観察群73.0%(ハザード比0.64、95%CI 0.42-0.95、P=0.03)、5年無遠隔転移生存率は85.8%、75.8%(同0.60、0.38-0.92、P=0.02)、5年全生存率(OS)は85.5%、81.3%(同0.75、0.47-1.19、P=0.22)、5年局所無再発生存率は85.0%、80.8%(同0.72、0.46-1.13、P =0.15)。カペシタビン群の45.2%に手足症候群が発現し、7.7%はグレード3だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異な...