糖尿病にCOVID-19重症化リスクとの独立の関連

地域医療ネットワークに属する137施設で新型コロナウイルス感染症（COVID-19）患者6451例を対象に、糖尿病併存によるCOVID-19入院および重症化リスクを前向きコホート研究で検討した。40例が1型糖尿病、273例が2型糖尿病を有し、6138例は糖尿病を有していなかった。 その結果、非糖尿病群に対する1型糖尿病群の調整後オッズ比は入院3.90（95％CI 1.75-8.69）、疾患重症度高値3.35（同1.53-7.33）となり、2型糖尿病群でも同等のリスクが確認された。1型糖尿病患者で、糖化ヘモグロビン（HbA1c）値、高血圧、人種、最近の糖尿病性ケトアシドーシス発生、健康保険加入の有無などに疾患重症度との有意な関連が見られた。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...