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世界で37億人がCOVID-19ワクチン接種を希望

2020年12月28日  British Medical Journal

世界保健機関(WHO)加盟194カ国を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの接種対象集団の推定規模大きさを記述的研究で算出した。 その結果、各国のワクチン接種対象集団規模の推定値は、人口構造の違い、基礎疾患の有無、重要労働者数の違いなどによって大きく変動することが明らかになった。特に、欧州は重要労働者(6300万人、8.9%)と基礎疾患の罹患者(2億6590万人、37.4%)の割合が最も高く、社会機能の維持と重症COVID-19抑制にワクチン接種が不可欠とされる。東南アジアは、健康成人の割合が最も高く(7億7750万人、58.9%)、市中感染の抑制が大きな接種目的となる。世界人口の68.4%がCOVID-19ワクチン接種を希望しているとの報告もあり、成人のワクチン接種希望者は推定37億人とされる。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームを...