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抜管後嚥下障害の危険因子、報告は多いが異質性高い

2020年12月29日  The Laryngoscope

重症患者の抜管後の嚥下障害(PED)の危険因子を既発表論文の系統的レビューおよびメタ解析で検討。潜在的危険因子計150個の検証を含む研究25件を対象とした。 その結果、63個の危険因子がそれぞれ1件以上の研究でPEDリスクを有意に増加する因子として特定されていた。臨床的および統計的異質性で補正後、ランダム効果モデルを用いたメタ解析を実施するのに十分な研究件数が得られた危険因子は性別と挿管期間のみだった。個別にメタ解析を実施した結果、性別(リスク比1.00、0.71-1.43、I2=0%)と挿管期間(同1.54、-0.40-3.49、I2=0%)のいずれもPEDの有意な予測因子ではなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...