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病院前脳卒中スケール7種の精度を比較

2020年12月30日  JAMA Neurology

オランダの救急医療サービス(EMS)で急性期脳卒中コードの発動があった患者2007例を対象に、7種の症候性前方循環系大血管閉塞(symptomatic large anterior vessel occlusion:sLAVO)予測スケールの外部検証と直接比較を実施し、EMS隊員による実施可能性を評価する前向きコホート研究を実施。2007例中158例(7.9%)にsLAVOが発生していた。 その結果、予測スケール7種の予測確度の範囲は0.79から0.89で、特にLos Angeles Motor Scale(LAMS)とRapid Arterial Occlusion Evaluation(RACE)の確度が高かった。感度は38%から62%、特異度は80%から93%だった。主要評価項目に規定した実施可能率は78%から88%で、Prehospital Acute Stroke Severity(PASS)が最も高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Communi...