放射線療法を実施した頭頸部がん新規診断患者105例208耳(平均年齢61歳、男性78%)を対象に、既存の治療後聴覚転帰予測モデルの妥当性をコホート研究で検討。対象患者の48%にシスプラチンベースの化学療法を実施し、64%に切除術を施行した。 その結果、較正曲線により治療後の平均聴力レベル(PTA)の予測値と実測値に有意差がないことが示された。検討した予測モデルは補聴器使用の一般的なPTA閾値、35dB超の治療後PTAを感度73%、特異度67%で予測し、良好な識別能を示した(曲線下面積0.71)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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