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妊娠高血圧腎症の転帰予測にPlGFとsFlt-1/PlGF比が有望

2020年12月31日  専門誌ピックアップ

妊娠高血圧腎症(PE)女性の有害転帰予測に可溶性fms様チロシンキナーゼ1(sFlt-1)、胎盤増殖因子(PlGF)、sFlt-1/PlGF比が有用かを検討するため、試験33件(対象計9426例)の系統的レビューとメタ解析を実施した。 その結果、対象試験で検討したバイオマーカーと転帰に大きなばらつきがあった。そのため、試験間で重大な不均一性(I2=33-99)が認められ、メタ解析の対象にした試験は少なかった(4-8件)。母体・周産期の複合有害転帰、早産、胎児発育不全の予測で、PlGFとsFlt-1/PlGF比のサマリー受信者動作特性(sROC)曲線下面積は0.68-0.87だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...