ビタミンD欠乏でマウス雄胎児の脳内テストステロン増加
ビタミンD欠乏食または非欠乏食で飼育された雌ラットとその胎児の動物モデルを用いて、自閉症スペクトラム障害(ASD)の危険因子、である胎児期のビタミンD欠乏と行動異常の原因とされる性ステロイドホルモン(テストステロン、アンドロステンジオン、コルチコステロン)値上昇の関連を調査した。 その結果、ビタミンD欠乏によってり母体の血中テストステロン値が上昇した結果、雄のビタミンD欠乏胎児の脳でもテストステロン値が上昇していた。ビタミンDはメチル化を介して遺伝子発現を制御しており、テストステロン値が有意に上昇した雄のビタミンD欠乏胎児の脳では、雄のビタミンD非欠乏胎児の脳よりも、アロマターゼプロモーターのDNAが高度にメチル化されていた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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