フランスで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のロックダウンが1型糖尿病患者の行動変化や血糖制御に及ぼす影響を観察評価研究で検討。全国規模の専用ウェブアプリケーション(CoviDIAB)を使用する1型糖尿病患者1378例を対象に、自己申告式質問票によるロックダウン中の行動変化とフラッシュグルコースモニタリング(FGM)の血糖値情報を評価した ロックダウン2カ月前の平均血糖値は9.1±1.7mmol/Lだったが、ロックダウン1カ月後には8.7±1.7mmol/Lに改善した(P<0.001)。血糖管理の改善に関する因子は、アルコール摂取量の減少(オッズ比1.75)、持続血糖モニタリング読み取り頻度の増加(同1.48)、低血糖イベント発生回数の増加(同1.67)、糖尿病管理の認識しやすさ(同1.71)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認くだ...
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