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COVID-19情報、同じ人種の医師発信で情報収集意欲が増加

2021年1月7日  Annals of Internal Medicine

米国の黒人・ラテン系成人1万4267人(黒人61.3%、ラテン系38.7%)を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する公衆衛生メッセージが疾患知識や情報収集意欲に及ぼす影響無作為化比較対照試験で評価した。参加者にCOVID-19に関する動画メッセージ3種類を視聴してもらい、情報を発信する医師の人種による影響も調査した。 その結果、動画視聴によって疾患知識のギャップ(誤答発生率)が0.085から0.065に減少した(発生率比0.737)が、情報収集意欲の発生率に有意な変化はなかった。黒人参加者では、人種・民族が異なる医師からのメッセージでは情報収集意欲の発生率は0.329だったが、同じ人種・民族の医師によるメッセージでは0.357(発生率比1.085)に増加した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿...