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視力障害は認知機能障害の危険因子

2021年1月9日  Ophthalmology

視力障害と認知機能障害の関連の方向性を観察研究40件(40歳以上の成人4791万3570人)の系統的レビューおよびメタ解析を実施。メタ解析では横断的関連および縦断的関連を検証した。 その結果、視力障害患者で非患者に比べスクリーニング検査で評価した全認知機能障害(オッズ比:横断的2.38、95%CI 1.84-3.07、縦断的1.66、1.46-1.89)および臨床的に診断された認知症(同:2.43、1.48-4.01、2.09、1.37-3.21)のオッズが有意に高かった。認知機能障害患者は認知正常者に比べ視力障害の確率が高い根拠が示され、論文9件中8件で有意な正の関連が報告されていたが、この関連についてのメタ解析はデータ不足により実施できなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...