1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 新たな経膣分娩補助器具Odon Device、効果は?

新たな経膣分娩補助器具Odon Device、効果は?

2021年1月9日  American Journal of Obstetrics and Gynecology

胎児状態不良(fetal compromise)疑いや分娩第2期遷延のため補助経膣分娩が必要な妊娠女性を対象に、胎児の頭部を覆うエアーカフを採用した新たな分娩補助器具Odon Deviceの臨床的効果、安全性、受容性および介入試験への参加者登録の実施可能性を非無作為化単群試験で検討した。 その結果、試験への参加を打診した適格女性384例中298例(77.6%)が試験参加に同意した。このうち40例にOdon Deviceを使用し、19例(48%)で成功した。Odon Deviceの使用による母体または新生児の重篤な有害事象および分娩補助器具の重篤な有害作用は見られなかった。39例(98%)で出産体験尺度(birth perception score)の高スコアが報告された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...