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小児の9価HPVワクチン、2回接種で抗体反応2年以上持続

2021年1月12日  専門誌ピックアップ

9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを接種した9-14歳の女児[2回接種(0、6カ月目)301例、2回接種(0、12カ月目)151例、3回接種(0、2、6カ月目)301例]および男児[2回接種(0、6カ月目)301例、2回接種(0、12カ月目)150例]、16-26歳の若年女性[3回接種(0、2、6カ月目)314例]を対象に、抗体反応が36カ月目まで持続するかを検討した。 その結果、幾何平均抗体価(GMT)は最終接種後1カ月が最も高く、その後12カ月間で急激に低下し、それ以降は緩やかに低下した。2回接種した女児と男児の最終接種後2-2.5年のGMTは3回接種した若年女性のGMTと同等以上だった。HPV型全体で、2回接種した男児と女児[競合的Luminexイムノアッセイ(cLIA):81%-100%、免疫グロブリンG(IgG)-LIA:91%-100%]および3回接種した若年女性(cLIA:78%-98%、IgG-LIA:91%-100%)のほとんどが最終接種後2-2.5年まで血清陽性だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿してい...