甲状腺がん再発検出の頸部エコーに自信ある医師は2割

分化型甲状腺がん（DTC）患者の経過観察を実施している医師320人を対象に、DTC再発検出を目的とした頸部超音波検査の実施状況および検査に関する自信度をDTC治療後経過観察に関する調査を用いた横断研究で検討。医師の専門科は170人が内分泌科、67人が一般外科、75人が耳鼻咽喉科だった。 その結果、超音波検査で再発が疑われるリンパ節検出に自信があると回答した医師の割合はわずか20％だった。33％が、自身の能力に自信がある、または放射線科医のリンパ節検出能力に強い信頼性があると回答しなかった。リンパ節検出能力に対する強い自信に一般外科医（内分泌科医に対するオッズ比5.7、95％CI 2.2-14.4）および年間治療患者数（0-10人に対するオッズ比：50人超14.4、4.4-47.4、31-50人8.4、2.6-26.7、11-30人4.3、1.5-12.1）との関連が見られた。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全...