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重症GERDに磁気式括約筋強化療法が有効

2021年1月15日  専門誌ピックアップ

磁気式括約筋強化療法(magnetic sphincter augmentation:MSA)を実施した胃食道逆流症(GERD)患者334例を対象に、重症GERDの治療にMSAが有効かを検討。対象患者を重症[DeMeesterスコア(DMS)50点以上]と軽症・中等症(DMS 50点未満)に分類し、転帰を比較した。 術前DMSの平均値は重症群79.2、軽症・中等症群22.8だった(P<0.0001)。術後平均13.6カ月の追跡で、重症群と軽症・中等症群のGERD健康関連の生活の質(GERD-HRQL)総スコアに差はなかった(8.8点 vs. 9.2点、P=0.9204)。術後DMS(17.3点 vs. 14.1点、P=0.71)および食道炎の有病率(P=0.52)に群間差はなく、術後嚥下障害(10% vs. 14%、P=0.42)および磁気デバイス除去(3% vs. 5%、P=0.7463)の発生率は同等だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・...