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呼吸器症状増悪COPDの約6%に肺塞栓症

2021年1月15日  Journal of the American Medical Association

フランスの7施設で、呼吸器症状の急性増悪で入院した慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者740例(平均年齢68.2歳、37.0%が女性)を対象に、肺塞栓症の有病率を多施設共同横断研究で検討。主要評価項目は、入院48時間以内の肺塞栓症の診断とした。 その結果、44例(5.9%)に主要評価項目が発生した。入院時に肺塞栓症も深部静脈血栓症もなく抗凝固薬を投与しなかった670例中5例(0.7%)が3カ月間の追跡期間中に肺塞栓症を発症した(そのうち3例は肺塞栓症のため死亡)。静脈血栓症の有病率は、肺塞栓症が疑われた症例(299例)で11.7%、疑いのない症例(441例)で4.3%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...