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ドライアイ症状に角膜神経叢の微小神経腫との関連みられず

2021年1月17日  専門誌ピックアップ

ドライアイ症状がある患者135例とない患者18例を対象に、角膜基底下神経叢の微小神経腫(microneuroma)と角膜神経障害性疼痛(NCP)などのドライアイの臨床的特性との関連を後ろ向き試験で検討。神経異常の潜在的交絡因子から矯正手術を除外するために、矯正手術歴はないがドライアイ症状がある患者で微小神経腫の有無とドライアイの臨床的特徴との関連も検証した。 その結果、微小神経腫発生率は屈折矯正手術歴あり+ドライアイ症状あり群6%、手術歴なし+ドライアイ症状あり群22%、ドライアイ症状なし群11%だった(P=0.22)。手術歴なし+ドライアイ症状あり群で、灼熱感および光、風、極高低温への過敏症などのNCPを含むドライアイの臨床的特徴に微小神経腫の有無による有意差は見られなかった(P>0.05)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へ...