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頭頚部がん、郭清リンパ節数の関連因子を特定

2021年1月17日  The Laryngoscope

三次医療機関1施設で2006-17年に頸部郭清術を施行した粘膜性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)患者247例を対象に、免疫機能不全の原因となる嚥下障害起因の低栄養によるBMI低下および高齢と郭清リンパ節数の関連を後ろ向きレビューで検討した。 多変量解析の結果、BMI低値(23未満、P=0.03)、皮膜外浸潤(P=0.0178)、高齢(P=0.005)に頸部領域当たりの郭清リンパ節数低下との関連が見られた。タバコ、喫煙、性別、皮膜外浸潤、p16の有無で補正後、T病期の重症度増加はBMI低下との相関が認められた(P=0.0005)。p16陽性患者では概して高BMI(P<0.0001)、若年で(P<0.007)、リンパ節収量が高かった(P<0.035)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...