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持続する咽喉症状にPPIの便益見られず

2021年1月19日  British Medical Journal

英国8施設の耳鼻咽喉科外来で、咽喉症状が持続する18歳以上の患者346例を対象に、プロトンポンプ阻害薬(PPI、ランソプラゾール)の治療効果を実践的二重盲検プラセボ対照無作為化試験で検討。主要評価項目は16週時の逆流症状指数(reflux symptom index:RSI)総スコアとし、220例を主解析の対象とした。 試験開始時の平均RSIスコアはランソプラゾール群22.0点、プラセボ群21.7点。16週時のスコアはそれぞれ17.4点、15.6点だった。施設と試験開始時の症状重症度で調整した後の推定差は1.9ポイント(95%CI -0.3-4.2、P=0.096)で、統計的有意差は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...