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結節性硬化症に伴う薬剤抵抗性てんかん、CBD併用で抑制

2021年1月20日  JAMA Neurology

薬剤抵抗性てんかんがある結節性硬化症(TSC)患者224例を対象に、てんかん発作の治療に併用するカンナビジオール[25mg/kg/日(CBD25)または50mg/kg/日(CBD50)]の有効性と安全性を16週間の二重盲検プラセボ対照無作為化試験で検討した(GWPCARE6試験)。 その結果、主要評価項目に規定した試験開始時からのてんかん発作減少率はCBD25群48.6%、CBD50群47.5%、プラセボ群26.5%で、プラセボ群と比較した減少率はCBD25群30.1%(95%CI 13.9-43.3、P<0.001)、CBD50群28.5%(同11.9-42.0、名目上のP=0.002)だった。特に頻度の高い有害事象は下痢(プラセボ群25%、CBD25群31%、CBD50群56%)と傾眠(それぞれ9%、13%、26%)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フ...