英国の医療従事者3276例を対象に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の抗ヌクレオカプシドと抗スパイクIgG抗体持続期間を縦断的血清調査6カ月間データで評価した。 その結果、抗体検査結果が陽性の医療従事者から抗スパイクIgG値が持続的に検出され、94%では180日後も検出された。抗ヌクレオカプシドIgG値は、PCR初回陽性から24日目にピークに達し、その後低下し始めた。抗ヌクレオカプシド血清陽性医療従事者452例のIgGピーク中央値(121日)を考慮すると、平均抗体半減期は85日と推定された。抗ヌクレオカプシドのピーク値が高いほど抗体半減期の推定値も長かった。加齢、アジア系および自己申告による症状に抗ヌクレオカプシド最大値高値、、加齢、症状が確認された後のPCR検査陽性に抗ヌクレオカプシド半減期伸長との独立の関連が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは...
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