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間質性疾患の肺高血圧にトレプロスチニル吸入が有効

2021年1月21日  New England Journal of Medicine

肺高血圧症を合併する間質性肺疾患患者326例を対象に、トレプロスチニル吸入の安全性と有効性を16週間の多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照試験で検討。被験者をトレプロスチニル群[超音波ネブライザーで1日4回、最大12吸入(計72μg)、163例]とプラセボ群(163例)に割り付けた。主要有効性評価項目は、試験開始時から16週時までの6分間最長歩行距離の変化量の群間差とした。 その結果、6分間歩行距離の変化量の最小二乗平均の差は31.12m(95%CI 16.85-45.39、P<0.001)だった。高頻度に認められた有害事象は、咳嗽、頭痛、呼吸困難、めまい、悪心、疲労、下痢だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...