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原発閉塞隅角緑内障、眼内ステントの1年転帰は手術単独より良好(2021/1/26訂正)

2021年1月22日  専門誌ピックアップ

水晶体吸引術を施行した原発閉塞隅角緑内障(PACG)158眼を対象に、手術単独と手術+小柱マイクロバイパスステント(iStentまたはiStent inject)留置の1年転帰を後ろ向きマッチドコホート研究で比較。ベースラインの眼圧および薬剤使用状況に基づきマッチングした。 その結果、1年時の眼圧低下率は手術単独群13%、ステント併用群27%、投与薬剤数減少率は11%、46%だった(いずれもP<0.001)。ステント併用群で手術単独群に比べ眼圧および投与薬剤数の減少度が有意に高かった(P<0.001)。眼圧上昇発生率は手術単独群18%、ステント併用群4%だった(P=0.005)。安全性は良好で、術後の一過性有害事象はほとんど見られなかった。 【訂正】2021年1月26日に以下を訂正しました。 見出しの「緑内障」を「原発閉塞隅角緑内障」に訂正しました。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではあり...